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東京都・学校法人安見学園
板橋富士見幼稚園 園長

安見克夫先生

<学校法人安見学園 板橋富士見幼稚園>
〒174-0054
東京都板橋区宮本町29-1
http://homepage2.nifty.com/itabashi-fujimi/

職員の意欲と行動を
受け入れるという信念をもつ

園長になった当初は、強い責任感からトップダウンで園を運営していました。先代園長である父の代もトップダウンでしたが、保育の質の改善に取り組む中で2人の研究者と出会い、様々な指導を受けながら職員からボトムアップする形に変えていきました。園長の独断的思いを考え直し、職員の意見に耳を傾け、どこで折り合いをつけるのか葛藤がありましたが、そこをやり遂げた時、保育内容すべてを職員に任せられる今の体制ができあがりました。

今は、職員から提案されて上がってきたものが自園の保育です、と言えるようになりました。保護者からの苦情はほとんどありません。ここまで保育体制を作り上げることが園長の仕事ではないかと思っています。

保育者集団を育てるには、1年目の保育者であろうと20年目の保育者であろうと、どんな保育者でも受け入れる信念を園長がもつことが大事です。つまり、子どもの安全と衛生にかかわること以外なら、うまくいかないとわかっていても、その保育者がやることを受け入れてみる、ということだと思います。

やらせてみて、「ほら、うまくいかないでしょ」と言ったら、保育者の意欲の芽をつんでしまいアウトです。保育者のすることを否定するのではなく、「こうしたら、もっとよくなるかも」という言葉かけなら方向性を変えられると思います。

安見先生の新任時代のお話「つらい思いや経験から学ぶ」は、本誌をご覧ください!

保育のYOU歩道第10回