| 教示用セットには、基本的な導入法・言葉のかけかたや、具体的な遊び方をとことん紹介した『解説書』が付いてきます。もちろん最終的には、目の前の子どもたちの反応を見ながら、ことばかけや流れを自分なりに作っていけるようになっていただきたいのですが、若い先生でも安心して子どもの前に立っていただけますよう、どの教具を、どのような順番で教示したらよいか、こまかに例示してあります。しかも、一目でわかるイラスト中心のマニュアルです。
また、この「解説書」を読みながら教具を操作することは、若い保育者の自己研修にも役立つはずです。これまでふだんの園生活のなかで、なにげなく繰り返していた活動のなかに、どういう意味があるのか理解が深まったり、ことばかけについても、これからはこんなひとことがあれば子どもたちがわかりやすいかな、などと考えられるようになるでしょう。環境設定のしかたについても一層の工夫が生まれるヒントがいっぱいです。こういうことを保育者養成課程で育てるのはなかなかむずかしいことです。現場で目の前の子どもたちと格闘するなかでこそ、プロの幼児教育者としてより深くより大きく成長することができるのです。『そだつひろば21』は、保育者をも育てる教具と言えるでしょう。
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